合成ゴム系防水層について

前回は防水工法を大きく分けた物でしたが、今回はそれぞれの工法を細かく説明をして行こうと思います。

 

最初に、合成ゴム系防水層です。加硫ゴムシート1枚を接着剤で張り付けるか、またはビスや金属プレート等で固定をします。個の工法の良い所は下地の動きに対しての適応性があります。そしてALCのパネルの防水に適します。しかし、逆に欠点は、厚みが薄いために鳥によるクチバシのつつく様な事でも損傷がおこります。また歩行に適さない事も上げられます。

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次に塩化ビニル系防水層です。ゴム系防水層と同じく、1枚の物をシートとし、固定をします。また、接合強度が強いので歩行が可能になります。

3番目にポリオレフィン系防水層です。シートを接着する方法と固定する方法があります。下地の動きに対して適応できます。普段は露出仕上げとする事で、歩行に対して良い物ではありません。

最後にエチレン酢酸ビニル樹脂系防水層があります。ポリマーセメントのペーストを接着する元としてシートを張り付けます。下地の状況が乾燥している事が条件ではありません。

表面にモルタルを塗る事ができる為、水槽面の防水に良いです。

 

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